ビューポイント

アクアワールド水郷パークセンター

アクアワールド水郷パークセンター(以下、パークセンター)は、平成10年6月に国営木曽三川公園の拠点のひとつとして開園しました。
遠くに望む養老の山地と義呂池が織りなす四季折々の景観が見どころです。また、園内にはクリークと呼ばれる水路や、堀田と呼ばれる低地ならではの田園風景もご覧いただけます。

風車

平成8年4月に、日本とオランダの友好親善のシンボルとして建設されました。 オランダでは農耕用に使われるスモック型と呼ばれる風車です。
風車全体の高さは11.3m、羽根の部分を含んだ最高部の高さは19mと大変大きな風車で見応え十分。 パークセンターの目玉となっています。

風車

義呂池

義呂池

敷地西側には義呂池が広がります。その面積は約5.2ヘクタール。遠くに望む養老の山脈が見事です。
2016年(平成28年)より義呂池に群生しているハスに生育障害が長期にわたって発生しており、ご覧頂く事が出来ません。あらかじめご了承下さい。

堀田

堀田

ここ水郷地域は木曽三川からの土砂が積もって出来た輪中と呼ばれる低湿地帯で、氾濫や洪水に昔から悩まされていた場所でした。堀田は、江戸時代末期頃から低湿地での農業の生産性を高めるために考え出された方法で、低湿地の一部の土を掘って水路とし(これを掘つぶれと呼びます。)、掘り上げた土を盛り上げて田んぼとしました。(これを掘上げ田と呼びます。)
戦後からの土地改良工事によって、土地の排水も良くなり、農業の機械化や生活スタイルの変化と共に堀田も姿を消していきました。2018年(平成30年)より堀田の雰囲気を再現した再生堀田で、年間を通して伝統的な農業体験などを体験できます。
イベントページにて、堀田での自然体験などのお知らせが見られます。

絶滅危惧Ⅱ類 オニバス

オニバス

8月下旬から9月中旬にかけて風車前の池で絶滅危惧Ⅱ類に指定されているオニバスが開花します。
この地方ではため池、堀田などの水路などで自生していたが刺が往来などの邪魔になるため駆除されたり、また水路などが埋められたりしたため自生地が減少。
パークセンターでは平成9年に保護繁殖のため、現在の育成場所(風車前池)に播種。それが増えて現在に至ります。

花が開いているのは午前中。開花時期には毎年変動があるので、詳しくはお問合せ下さい。

トンボの生息地

春~秋にかけては時期をずらしてギンヤンマ、コキアキトンボ、ショウジョウトンボなど10種類以上のトンボが飛び交います。
また、毎月第4日曜日に「ままず調査団」という水辺の生き物の調査・観察会を定期的に開催しております。

キアゲハ セイヨウミツバチ シオカラトンボ
ウチワヤンマ シオカラ♀ シオヤトンボ
シオカラトンボ シオカラトンボ シオカラトンボ
ショウジョウトンボ コシアキトンボ チョウトンボ

野鳥の飛来地

春はツバメ~冬はカモ類まで、年間を通して鳥が観察できます。園内「交流サロン」には双眼鏡が常設してありますので、冬には暖かい部屋の中からカモを眺めることが出来ます。

カワセミ ツバメ メジロ
カワセミ ツバメ メジロ
アオサギ オオバン マガモ
アオサギ オオバン マガモ
ハシビロガモ コガモ カンムリカイツブリ
ハシビロガモ コガモ カンムリカイツブリ

モミジバフウの紅葉

パークセンターでは11月ごろから紅葉が始まります。園内を真っ赤に染め上げるのは約120本のモミジバフウ。園内を流れるクリーク(水路)に映りこんで迫力も2倍。
カツラとモミジバフウから始まった紅葉も次第にメタセコイヤに見ごろがバトンタッチしていきます。
また、紅葉が終わると、木の実のシーズンとなります。パークセンターでは、ユニークな形をしたモミジバフウの実を使ったリース作り、木の実の工作などの体験教室が人気です。


パークセンター年間イベント

たんぽぽまつり

たんぽぽまつり

期間:4月中旬~下旬

わくわく体験まつり

わくわく体験まつり

期間:7月中旬~8月下旬

ハロウィーンパーティ

ハロウィーンパーティー

期間:10月中旬~10月下旬

公園DEクリスマス

公園DEクリスマス

期間:12月初旬~12月下旬

ライトアップ

ハンドメイド市&海津アクアマルシェ

期間:4月中旬、10月中旬(予定)

ひなめぐり

ひなめぐり

期間:2月上旬~4月初旬


*年度によって前後することがあります。詳しくはお問合せ下さい。