旬の花便り
河川環境楽園(木曽川水園・自然発見館)
【園内花情報】木曽川水園開花情報2024年4月11日
今年は、早くもウラシマソウがあちらこちら顔を出し、見頃を迎えています。また、木曽川水園 上流部ではヤマシャクヤク、下流部ではサトザクラが咲き始めました。
植物の見頃の時期は、すぐに過ぎてしまいます。是非、お見逃しなく!
黒色の糸を垂らすウラシマソウ 葉は空に手を広げるように開き、美しい緑色で光沢がある。
※葉が大きいのでわかりにくいかもしれませんが、農家裏の遠路沿いで目線を落としてそのユニークな形をお楽しみください。
茎の先に直径4~5㎝でふっくらとしたお椀型の白い花をつけるヤマシャクヤク
※2~3日で散る短命花です。お早めにご覧ください。(上流部 垂水の沢)
枝先に3枚のひし形の葉をつけ鮮やかな紅紫色の花をつけるミツバツツジ
葉や茎がネバネバし、触ると指が貼りつくことからモチツツジと名付けられた。
枝先に2~3輪ずつ紅紫の花をつけます。
八重の大きな花が特徴のサトザクラ(下流部 遠見の丘)
ベニバナトキワマンサクとナノハナのコントラストが美しい。(下流部)
【園内花情報】「アズマシャクナゲ」の開花!2024年4月1日
桜の開花と共に山の女王『アズマシャクナゲ』も開花を始めました。
とにかく豪華で美しいです。
木曽川水園上流域の「垂水の沢」の中に入ると、深山の雰囲気が感じられ、小鳥のさえずりやせせらぎの音を耳にしながら見事に咲くアズマシャクナゲが目を引きますよ!
ぜひ、ご覧ください。
花が大きく、シャクナゲの中で一番豪華と言われている。
- アズマシャクナゲ
【東石楠花】
ツツジ科 常緑低木 - 見頃:3月下旬~4月上旬
深山に生える。他のシャクナゲとの見分け方は、アズマシャクナゲの花は5つの切れ込みがあることで見分けが付く。
木曽川水園上流域、垂水の沢でお待ちしております。
つぼみの頃は濃い桃色で咲き進むにつれ薄いピンク色へと変化する。
【園内花情報】木曽川水園開花情報2024年2月26日
今年は寒暖差が激しく、植物もびっくりしていると思います。
木曽川水園では 「早春の花」と言われる植物が次々と開花を始めていますので、ご紹介します。
まずは、フクジュソウです。何もない地表に現れたその小さな姿は精一杯の日差しを受けようと懸命に咲いているようにも見えます。
フクジュソウ
黄色が鮮やか。陽があたる昼間に開花し、夕方には閉じてしまう。吊り橋付近で見られる。
フクジュカイ
フクジュソウと比べてふっくらとした大輪の花を多数咲かせるフクジュソウの園芸種
遠見の丘で見られる。現在、終盤
また、セツブンソウが地表からわずか数センチの高さにとても可憐な白い小さな花を咲かせています。
セツブンソウ
中心の雄しべが青みがかり、小さな白い花は妖精にも例えられる。
辻の茶屋裏側及び吊り橋付近で見られる。
雪割草とも呼ばれるミスミソウも可愛い花を咲かせています。
ミスミソウ
ほかの花に先駆けて色とりどりの花を咲かせるので多くの人に親しまれている。
吊り橋付近で見られる。
いち早く春の訪れを告げるマンサクが黄色い花を咲かせています。
マンサク
黄色くよじれた紐のような花びらをもち、1箇所に数個まとまって咲く。花弁基部は鮮紅色
木曽川水園下流部、ケヤキ通り、農家裏で見られる。現在、咲き始め
シナマンサク
中国原産。花弁基部は暗赤色。ふれあい池で見られる。現在、満開
しずく形の花を房状にたくさんつけるアセビも咲き始めました。
アセビ
満開になると株一面を覆うように花をつける。
自然発見館前、木曽川水園中流・上流部で見られる。現在、咲き始め
【園内花情報】セツブンソウ開花!2024年2月13日
立春が過ぎ、暦の上では“春”です。ここ数日の暖かさでセツブンソウが開花を始めました。セツブンソウは地表からわずか数センチの高さに白い花をつけ、とても可憐ではかなげです。現在、つぼみが多数ありますので順次開花が進むと思います。ぜひ、ご覧ください。
中心部の雄しべが青みがかり、小さな白い花は妖精にも例えられます。
- セツブンソウ
【節分草】 - キンポウゲ科の多年草
見頃:2月中旬~3月上旬
節分の頃に咲くのでこの名がある。とても可愛らしい花をつけ草丈は5cm程と小さく可憐。
花弁に見える白色の部分は蕚で黄色の部分が花弁と呼ばれる部分になる。
現在、つぼみが多数あります。
※毎年のように植物の盗難があります。公園スタッフが丹精込めて育てた植物は、スタッフはもちろん大勢のお客様が楽しみにしています。
どうか園内の植物や生き物等の採取は、絶対にご遠慮いただきますようお願い申し上げます。