旬の花便り

河川環境楽園(木曽川水園・自然発見館)

2019年 旬の花便り一覧

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フジバカマ2019年10月28日

秋の七草では、最後の花「フジバカマ」が見頃です。フジバカマは、華やかさや派手さはありませんが、郷愁を感じる親しみやすい植物です。また、渡りの蝶といわれるアサギマダラが蜜を吸いによってくることでも知られています。木曽川水園下流部に植栽されていますので、ぜひご覧ください。

フジバカマ 【藤袴】
見頃:10月中旬~下旬

キク科。
川岸の土手などに生える1~2mの多年草。
秋の七草のひとつで、乾燥すると香気(クマリン)がある。野生のものは数が減っており、環境省のレッドデータブックにおいて絶滅危惧種に指定されている。

たくさんの花が集まって咲きます。

薄紫色のつぼみに花が咲くと白っぽくなり、糸のようになった雄しべが伸びています。

ホトトギス2019年10月21日

こんにちは!木曽川水園ではホトトギスの花が咲き始めました。
ホトトギスは花の斑点模様が野鳥のホトトギスの胸の模様に似ている事からこの名が付いたと言われています。とてもユニークな形の花をしており、上向きに咲く花はとても可愛らしいです。
ひっそりとした林床に咲くホトトギスは、涼しげな雰囲気が漂い、秋の訪れを感じさせてくれますね。

ホトトギス 【杜鵑草】
見頃:10月中旬~11月上旬

ユリ科。
山地の半日陰や湿り気のある崖などに生える多年草。

遠見の丘や吊り橋付近、茶畑横に数十株ずつまとまって植えられています。

直径2~3㎝で紫色の斑点のある花。(左上)

茎はまっすぐか斜めに伸び、上向きに花を咲かせる。(左下)

白花のホトトギスも見られる。(右)

ヒガンバナ2019年9月24日

秋分の日が過ぎ、ヒガンバナがまもなく見頃となります。ヒガンバナは、芽が出て1日に10cm近くも茎が伸び、瞬く間に50cm位になって真っ赤な花を咲かせます。そして、1週間程で花も茎も枯れてしまい球根から緑の葉っぱが出てきます。有毒植物ですが、それを利用しネズミ除けとして畑近くに植えられたり、飢饉のときに球根を食用にしたりと昔から人里では馴染みの深い花であったようです。満開時の川辺を真っ赤に染める風景は圧巻ですよ!是非、お出掛けくださいね。

ヒガンバナ 【彼岸花】
花期:9月~10月

ヒガンバナ科の中国原産の多年草。
秋の彼岸の頃に花が咲くことから由来する。曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれ、田のあぜや土手、人家の周辺、墓地などに群生することが多い。
水園下流域、中の島、棚田周辺に群生していますので、ご覧ください。

真っ赤な花が鮮やか

水辺沿いに群生するヒガンバナ(左下)

遠見の丘 現在つぼみがたくさんあります。

オミナエシ(女郎花)2019年8月7日

毎日大変暑い日が続いていますが、暦の上では明日“立秋”を迎えます。
木曽川水園下流部では、「秋の七草」としても親しまれているオミナエシが見頃を迎えており、鮮やかな黄色の花が水辺を彩っていますよ!
ぜひ、熱中症対策をしっかりしてご覧ください。

オミナエシ 【女郎花】
見頃:7月上旬~10月上旬

オミナエシ科。多年草。
日当たりのよい草原などに生える。高さ1m内外になる。同属に白い花を付けるオトコエシもある。
水園下流部でお待ちしております。

小さな黄色い花が集まって咲く

水辺沿いに多く植栽されている

白い花のオトコエシ

木曽川水園開花情報2019年7月23日

蒸し暑い日が続きますね!梅雨明けはいつになるのでしょうね。
さて、木曽川水園下流部では早くも「盆花」とも呼ばれるミソハギや秋の七草のひとつであるオミナエシが開花を始め、水辺を彩っています。また、ピンク色の花が可愛いナツズイセンも見頃となっています。熱中症予防をしっかりして、是非お立寄り下さいね!

ミソハギ 【禊萩】
見頃:7月上旬~8月中旬

ミソハギ科。
山野の湿地に生える多年草。和名は溝萩(みぞはぎ)または禊萩(みそぎはぎ)からきたとの説がある。高さ1m前後となり、細かな紫色の花が集まって穂状に咲く。

一つの花は1㎝弱で穂状につき、水辺の周りにまとまって植栽されている。

オミナエシ 【女郎花】
見頃:7月上旬~9月下旬

オミナエシ科。多年草。
日当たりのよい草原などに生える。
高さ1m内外になる。同属に白い花を付けるオトコエシもある。

小さな黄色い花が集まって咲く

白い花のオトコエシ

ナツズイセン 【夏水仙】
見頃:7月中旬~8月上旬

ヒガンバナ科。
人里近くの山野に野生化する多年草。
和名は葉がスイセンに似ていて、花が夏に咲くことから。夏前に葉が枯れた後、50~70㎝の花茎を出し数輪のピンク色の花を付ける。

淡いピンク色の花が可愛い

アメリカフヨウ2019年7月9日

国営木曽三川公園かさだ広場で、現在アメリカフヨウが見頃を迎えております!アメリカフヨウの華やかな花は、ハイビスカスに似ており、夏らしさ満点!
花は、ピンク、白、赤など直径20cmを超える大きな花で、かさだ広場の駐車場を囲んで植栽されています。アメリカフヨウは、日差しの強い日中は元気がなくなってしまいますので、午前中にご覧頂くのがおすすめです。かさだ広場の景色を彩る姿を是非ご覧にお立ち寄りください。

ハイビスカスに似た南国風の花。一つの花は一日で終わり、午後になるとしおれてしまう。

アメリカフヨウ
花期:7月上旬~8月中旬

アオイ科ハイビスカス属の低木状の宿根草。
遠くから見ても一目でわかるほど大きな花を多数付ける。

かさだ広場へのアクセスは、木曽三川公園ホームページ「かさだ広場」でご確認ください。

10個程度のつぼみをつけ、次々に開花する。

コオニユリ・ヤマユリ・ヤブカンゾウ2019年7月5日

蒸し暑い日が続きますね。園内では、鮮やかな橙色のコオニユリとヤブカンゾウが見頃を迎えております。また、ヤマユリも咲き始めました。とても芳香の強いユリで、白い大きな花は豪華で見事ですよ。 是非、お立寄りくださいね!

コオニユリ 【小鬼百合】
見頃:7月上旬~中旬

ユリ科。日当たりのよい湿り気のある山地に生える多年草。高さ1~1.5mになりオレンジ色の美しい花が下向きにつく。
オニユリとよく似ているが、オニユリより少し花が小さく、珠芽(むかご:枝の付け根の種のようなもの)を作らない点、茎に顕著な毛がないことで区別できる。

中流トイレから上流トイレに向かう園路沿い、吊り橋付近で見られます。

オレンジ色の花を下向きに2~10輪くらいつける。

ヤマユリ 【山百合】
見頃:7月上旬~中旬

ユリ科。
山地に生え、高さ1~1.5mの日本原産のユリ。花は大輪で強い芳香があり、白い花の内側には赤い小点がある。リン茎は黄白色の扁球形で、径6~10㎝あり食用になる。

木曽川水園上流部吊り橋付近でお待ちしております。

花は直径15~20㎝もある大輪で花びらの内側に黄色い筋と赤い斑点がある。

ヤブカンゾウ 【藪萱草】
見頃:6月下旬~7月中旬

ユリ科。多年草。
若葉はおいしい山菜のひとつ。八重咲きになるのが特徴。

水園下流域の周辺で見られます。
キキョウ 【桔梗】
見頃:7月上旬~下旬

キキョウ科。多年草。
秋の七草のひとつ。根は太くて黄白色をしており、多肉室で薬草とされる。

水園下流域の周辺で見られます。

虎のしっぽ?「オカトラノオ」2019年6月18日

 梅雨の晴れ間、涼しげな白い小さい花が可愛らしいオカトラノオが見ごろを迎えています。
「虎の尾」の名の通り、長く細長いしっぽのような形の花序をつけます。枝垂れた花序が風に揺られる様は何とも可愛らしく和みます。ぜひ足をお運びください。

オカトラノオ 【丘虎の尾】
見頃:6月中旬~下旬

サクラソウ科 多年草
野や山、丘陵地の日当たりの良い草地に生育。花序の形が虎の尾のようである、ということでこの名がついた。花は10㎝~20㎝ほどの大きさで一方に偏り、白い花をたくさんつける。
虎の尾と名のつく植物は多く、オカトラノオによく似た種のヌマトラノオは花序が枝垂れず、直立する特徴がある。

上流トイレ手前の園路沿い、茶畑横に植栽されています。

根元から徐々に花を咲かせていきます。

小さい花が集まり、ふんわりとしたしっぽのようです。

ハンゲショウ2019年6月13日

今年は7月2日が七十二候のひとつ半夏至にあたり、その頃に葉が白くなるハンゲショウが早くも 見頃を迎えようとしています。白と緑のコントラストが美しく水辺の景色を楽しませてくれます。白くなっている部分は葉で、花は茎の頂部の葉の付け根から白い小さな花を穂状に咲かせます。開花時に白くなる葉も、花が終わる頃には緑に戻ります。
群生している姿はとても風情がありますので、この季節ならではの景色をお楽しみください。

ハンゲショウ 【半夏至】
見頃:6月上旬~7月上旬

ドクダミ科。水辺に白い根茎を伸ばして群生する多年草。和名の半夏至の頃に、花を咲かせることからと言われているが、花が咲くころに上の方の葉が白く変化する「半化粧」とする説もある。

木曽川水園下流部水辺沿いに群生しています。

上部の葉のみ半分白くなります。

近づくと独特の香りがします。

水辺沿いに群生しています。

ダイヤーズカモミール2019年6月5日

もうすぐ、うっとうしい梅雨の季節になりますね。そんな中、ハーブ園では黄色の色鮮やかな花「ダイヤーズカモミール」が目を楽しませてくれています。
ハーブ園は、水族館前の中央駐車場北側の一角にあります。約500㎡の植栽地に多数のハーブが植えられており、初夏の花々が順次見ごろを迎えていきます。是非、ハーブ園にお立寄り下さい。

ダイヤーズカモミール
見頃:6月上旬~下旬

キク科の常緑多年草。
ハーブティーによく利用されるジャーマンカモミールとは別種。花や葉に香りはほとんど無い。花からは黄色の染料が採れ、草木染めとは思えない鮮やかな黄色を発色する。

マーガレットが黄色になったような花。

大株になり、ガーデンに植えるとよく映える。

ハコネウツギ2019年5月20日

こんにちは!河川環境楽園木曽川水園では、ハコネウツギがまもなく見頃を迎えます。
ハコネウツギは、咲き始めは白色そして、薄いピンクから紅色へと花の色が変わり、愛くるしい花をつけます。観賞用として広く植えられており、木曽川水園では、農家裏やふれあい池付近にいくつかまとまって植えられていますので、是非、ご覧くださいね!

ハコネウツギ【箱根空木】
見頃:5月中旬~5月下旬

スイカズラ科の落葉低木。
沿岸地に自生する。長さ3~4cmの花をいくつかまとまって付け、花色が白から紅色へと変化していく。
木曽川水園下流域から中流域にかけて点在しています。

1株の中に色とりどりの花を付ける。

始め白い花で次第に紅色に変化する。

バイカウツギ・タニウツギ2019年5月7日

深緑の眩しい木曽川水園では、ウツギ類の開花が進んでいます。一番の見ごろはバイカウツギです。花の形がかわいらしいウツギです。真っ白な花びらを4枚開き、雰囲気が梅の花に似ている事からこの名前が付けられたようです。花の大きさは3センチ弱くらいでしょうか。満開になると、株全体に白い花を付けます。また、株数は少ないですが鮮やかな紅色の花をつけるタニウツギも見頃です。こちらは、筒状の花をまとまってつけ、色の鮮やかさが目をひきます。

バイカウツギ 【梅花空木】
見頃:5月上旬~5月下旬

ユキノシタ科の落葉低木。
山地に生え、高さ2mほどになる。花弁は4枚で、ウメの花と感じが似ている事からこの名がつく。
木曽川水園上流域大滝付近で見られます。

バイカウツギ。丸みのある真っ白な花が魅力。

タニウツギ 【谷空木】
見頃:5月上旬~5月中旬

スイカズラ科の落葉低木。
日当たりのよい山地に生え、薄紅色から紅色の花を付ける。
木曽川水園中流域でみられます。

薄紅色から紅色の花をまとまってつけるタニウツギ

ヒメウツギ・ミツバウツギ2019年4月30日

ヒメウツギが株一面にかわいらしい白い花をたくさん咲かせ、見ごろを迎えています。ヒメウツギの株はコンパクトにまとまり、庭木としても人気があります。「ウツギ」と名前がつく樹木はいくつもありますが、実は異なった種であり、茎の中が空洞である事から「空木」と呼ばれているようです。また、ミツバウツギも清楚な白い花を咲かせていますので、ご覧ください。

ヒメウツギ 【姫空木】
見頃:4月下旬~5月上旬

ユキノシタ科の落葉低木。
山地の岩上などに生え、高さ1~1.5mになる。花の大きさは1~1.5㎝。ウツギより小型なのでヒメウツギと呼ばれる。株がコンパクトであり、庭木にもよく利用される。
木曽川水園上流部吊り橋付近、中流部ふれあい池で見られます。

伸びた茎の先にベル型の白い花を下向きにつける

岩場の間から白い花が顔を出し、山の雰囲気を醸し出す

ミツバウツギ【三葉空木】
見頃:4月下旬~5月上旬

ミツバウツギ科の落葉低木
山地に生え、高さ3~5mになる。ウツギの仲間ではないが、葉が三出複葉で茎がウツギと同様に中空であることから名づけられた。花径は1㎝足らずで、閉鎖花も多い。
木曽川水園上流部で見られます。

花びらは大きく開かない

葉は3つ集まってつく

エビネ2019年4月22日

エビネの花が咲き始めました。エビネは日本原産の野生ランで、花の色や形にそれぞれ違いがあることが面白く、愛好家の方々にも人気の植物です。まっすぐ伸びる花茎に小さな花をたくさんつけ、繊細な印象を与えてくれます。
また、近くにはキエビネも植えられています。とてもよく似ていますが、こちらは黄色の花がぱっと目をひき、エビネよりも大型でダイナミックな印象です。是非上流域まで足をのばしてみてくださいね!

エビネ Calanthe discolor海老根
見頃:4月中旬~5月上旬

ラン科の多年草。
山地や丘陵の林下に生える。
地表近くにある根茎が連なっている海老のように見えることから名づけられた。
日本に自生するランの仲間で古くから観賞用の植物として親しまれてきた。

木曽川水園上流域つり橋付近で見られます。

シックな色合いで気品のある姿

花の色が株により違う

キエビネはエビネよりにひと回り大きく、黄色の花をつける

ウラシマソウ2019年4月17日

ウラシマソウが今年も登場です!いつの間にかあちらこちらから顔を出して、数株は見頃を迎えようとしています。是非、ご覧くださいね!

ウラシマソウ【浦島草
見頃:4月中旬~5月上旬

サトイモ科の多年草。
名前の由来は、花穂の先に伸びている糸状のものを、浦島太郎のつり糸に見立てたところからきている。
糸は長いと30センチ以上になる。

葉が大きいのでわかりにくいかもしれませんが、目線を落としてそのユニークな形をお楽しみください。
木曽川水園農家裏の園路沿いでお待ちしております。

黒色の糸を垂らすウラシマソウ

葉は空に手を広げるように開き、美しい緑色で光沢がある。

二つ並んで仲良く魚釣り

木曽川水園開花情報2019年4月5日

桜の開花と共に一気に植物の開花が進んでいます。木曽川水園上流部「垂水の沢」の中に入ると、深山の雰囲気が感じられ、せせらぎの音や小鳥のさえずりを耳にしながら見事に咲くアズマシャクナゲが目を引きます。また、下流部ではナノハナが見事に水辺を黄色く彩っています。
ぜひ、春本番の園内をお楽しみください。

アズマシャクナゲ(つぼみの頃は濃い桃色で咲き進むについれ薄いピンク色へと変化する。)

ベニバナトキワマンサク(濃いピンク色の細いリボン状の花)

ヤマブキ(黄色が鮮やか)

ヒトリシズカ(白いブラシ状の花をつける)

ラショウモンカズラ(一方向に花が咲く)

ナノハナと木舟遊覧

ヒュウガミズキ2019年3月18日

ヒュウガミズキが見頃を迎えています!ヒュウガミズキは、淡い黄色の花を下向きに咲かせる控えめな低木で、満開時には枝いっぱいに花をつけ、見る人の心を和ませます。今まで色がなかった景色もヒュウガミズキをはじめ、トサミズキ、サンシュユなどの黄色い花が、園内に春の暖かさを感じさせてくれます。木曽川水園では、春のお花が次々と開花を始めていますよ。ぜひお出掛けください。

ヒュウガミズキ【日向水木
見頃:3月中旬~下旬

マンサク科の落葉低木。 高さは2~3メートルになる。 1~2㎝のやわらかな黄色の花を株一面咲かせ、満開時はとても美しい。
木曽川水園中流域、茶畑前やふれあい池周辺でご覧いただけます。

淡く黄色の花を下向きに咲せます。

茶畑前のヒュウガミズキ

ふれあい池周辺のヒュウガミズキ

トサミズキ。黄色い花弁と赤い雌しべの コントラストが美しい。ヒュウガミズキより大型

サンシュユは上向きに咲き、線香花火のようです。

木曽川水園開花情報2019年2月7日

立春が過ぎ、暖かな日も続き、フクジュソウの開花が始まりました。フクジュソウは、下流域の遠見の丘と中流域の茶畑上に植栽されています。たくさんあるつぼみが順次開花しており、緑も花も少ないこの時期に、ひときわ鮮やかな黄色い花が目を引きます。また、ネコヤナギやマンサクの開花も始まり、セツブンソウが白い可憐な花を咲かせています。
木曽川水園には着実に春の足音が近づいていますね。

フクジュソウ【福寿草】
見頃:2月上旬~3月上旬

キンポウゲ科の多年草。
別名ガンジツソウ(元日草)ともいわれ旧暦のお正月頃に咲くので、おめでたい名がついています。
日が当たる昼間に開花し、夕方には閉じてしまう性質があります。天候の良い日中がシャッターチャンスです。
木曽川水園茶畑上部と下流域で見られます。現在は下流域が開花中。

遠見の丘のフクジュソウ。どのつぼみも黄色く色づいています。

セツブンソウ【節分草】
見頃:2月中旬~3月上旬

キンポウゲ科の多年草。
節分の頃に咲くのでこの名がある。
とても可愛らしい花をつけ、草丈は5㎝程と小さく可憐。
花弁に見える白色の部分は蕚で黄色の部分が花弁と呼ばれる部分になる。
木曽川水園中流域でご覧いただけます。

セツブンソウ。中心の雄しべが青みがかり、小さな白い花は妖精にも例えられます。

垂水の沢のフキノトウ

ふれあい池のネコヤナギ

水園広場近くのマンサク

農家裏の紅梅

梅林の白梅

フキノトウ2019年1月31日

こんにちは!2月4日に立春を迎えますが、まだまだ寒い日が続いていて春の訪れは少し先のようですね。しかし、木曽川水園には春の使者がやってきましたよ!フキノトウがいくつか見られるようになってきました。フキノトウは、中流域の水車小屋の辺りから、上流域の垂水の沢の中まで水辺沿いにたくさん植栽されています。ぜひ、防寒対策をしてお出かけください。

フキ
見頃:1月下旬~2月下旬

キク科の多年草。
早春、葉に先だって花茎を地上に表し、先端に散房状の花を付ける。雌雄異株。
若い花茎をフキノトウと呼び、早春の味として親しまれる。また、伸びた後の葉柄も食される。
木曽川水園中流域から源流付近まで水辺沿いに多く見られる。

※園内のフキはすべて植栽されたものです。フキの花が見られるのを多くの方々が楽しみにしておりますので、フキノトウの採取はご遠慮頂きますようお願い申し上げます。

中流部川沿いのフキノトウは花が咲きそう

ソシンロウバイ まるで蝋細工のような透明感のある花をつける

垂水の沢のフキノトウはまだつぼみが固そう

ソシンロウバイ2019年1月7日

新しい年となりました。昨年末から開花を始めていたソシンロウバイが見ごろを迎えています。
ソシンロウバイは、新年最初に咲く花としてよく知られており、花の少ない真冬に咲く貴重な存在とされています。厳しい寒さの中で、まるで蝋細工のような透明な美しさと気高い香りと共に凛と咲く姿は、強さやたくましさを感じられます。

ソシンロウバイ 【素心蠟梅】
ロウバイ科の落葉低木。
江戸時代に渡来し、観賞用によく植えられる。ロウバイより花が少し大きい。花に芳香がある。
木曽川水園 農家裏で見られます。
ソシンロウバイ 黄色い芳香のある花を下向きまたは横向きにつける

黄色い芳香のある花を下向きまたは横向きにつける

ソシンロウバイ まるで蝋細工のような透明感のある花をつける

まるで蝋細工のような透明感のある花をつける

ソシンロウバイ 遠くからでも黄色い花が目をひく

遠くからでも黄色い花が目をひく