旬の花便り

河川環境楽園(木曽川水園・自然発見館)

ヒオウギ(檜扇)2020年7月29日

うっとうしい日が続きますが、梅雨明けは間近です!木曽川水園上流部では、『ヒオウギ』が開花を始めています。優雅に広げた葉の間から長い花茎を伸ばし、特徴的な斑点の入るオレンジ色の花を咲かせています。花は午前中に咲いて夕方には閉じてしまいますが、花期の間次々開花しますのでぜひ、ご覧ください。

ヒオウギ【檜扇】
花期:7月~8月
アヤメ科。多年草。

山地の日当たりのいい草原に自生。
花は直径3~4cm、黄赤色の花びらに橙色の斑点が入る。生け花の花材としても親しまれている。
花は日中に咲き夕方閉じる一日花。

花茎を伸ばし数輪ずつ咲く。

花弁には特徴的な橙色の斑点が入る

葉が長く扇状に広がり、宮廷人の持つ檜扇に見立てて名づけられた

アメリカフヨウ2020年7月15日

国営木曽三川公園かさだ広場で、アメリカフヨウが見頃を迎えております!アメリカフヨウの華やかな花は、ハイビスカスに似ており、夏らしさ満点!
花は、ピンク、白、赤など直径20cmを超える大きな花で、かさだ広場の駐車場を囲んで植栽されています。アメリカフヨウは、日差しの強い日中は元気がなくなってしまいますので、午前中にご覧頂くのがおすすめです。かさだ広場の景色を彩る姿を是非ご覧ください。

※現在、先日の大雨の影響によりかさだ広場は臨時閉園中です。

ハイビスカスに似た南国風の花。一つの花は1日で終わり、午後になるとしおれてしまう。


アメリカフヨウ 
花期:7月上旬~8月中旬

アオイ科
北アメリカ原産の多年草。
遠くから見ても一目でわかるほど大きな花を多数付ける。

かさだ広場へのアクセスは、木曽三川公園ホームページ「かさだ広場」でご確認ください。

かさだ広場の駐車場周りに植栽されている

木曽川水園開花情報2020年7月07日

うっとうしい梅雨の季節、園内では、白い豪華な花「ヤマユリ」、鮮やかな橙色の「コオニユリ」、「ヤブカンゾウ」が見頃を迎えております。また、盆花で知られている「ミソハギ」、秋の七草のひとつ「キキョウ」が早くも開花をしています。
是非、お立寄りくださいね!

ヤマユリ【山百合】
見頃:7月上旬~中旬

ユリ科。
山地に生え、高さ1~1.5mの日本原産のユリ。花は大輪で強い芳香があり、白い花の内側には赤い小点がある。リン茎は黄白色の扁球形で、径6~10cmあり食用になる。

木曽川水園上流部吊り橋付近でお待ちしております。

花は直径15~20cmもある大輪で花びらの内側に黄色い筋と赤い斑点がある。

コオニユリ【小鬼百合】
見頃:7月上旬~中旬

ユリ科。日当たりのよい湿り気のある山地に生える多年草。高さ1~1.5mになりオレンジ色の美しい花が下向きにつく。
オニユリとよく似ているが、オニユリより少し花が小さく、珠芽(むかご:枝の付け根の種のようなもの)を作らない点、茎に顕著な毛がないことで区別できる。

中流トイレから上流トイレに向かう園路沿い、吊り橋付近で見られます。

オレンジ色の花を下向きに2~10輪くらいつける。



ヤブカンゾウ 【藪萱草】
見頃:6月下旬~7月中旬

ユリ科。多年草。
若葉はおいしい山菜のひとつ。八重咲きになるのが特徴。

水園下流域の周辺で見られます。

ミソハギ 【禊萩】
見頃:7月上旬~8月中旬

ミソハギ科。多年草。
高さ1m前後となり、細やかな紫色の花が集まって穂状に咲く。

水園下流域水辺周辺で見られます。

キキョウ 【桔梗】
見頃:7月上旬~下旬

キキョウ科。多年草。
秋の七草のひとつ。根は太くて黄白色をしており、多肉室で薬草とされる。

水園下流域の周辺で見られます。

セイヨウニンジンボクとモクゲンジ2020年6月26日

じめじめとした蒸し暑い日となりましたね。 中央駐車場北側に目を向けると、薄紫色の花をつけたセイヨウニンジンボクと黄色い花のモクゲンジが目を引きますよ!ぜひ、ご覧ください。

セイヨウニンジンボク【西洋人参木】
シソ科(クマツヅラ科)落葉低木
開花期:6月中旬~9月

ヨーロッパ原産なのでセイヨウ(西洋)、葉がチョウセンニンジンの葉に似ている木なので「セイヨウニンジンボク」と名付けられた。夏から秋にかけて枝の先端に香りがある穂状の薄紫の花を咲かせる。女性のホルモンバランスを改善するハーブとして知られている。

やや紫がかった青い小花が穂状に咲く。

全体に香気があり、薄青紫の花が涼しげ。

モクゲンジ 【木槵子】
ムクロジ科 落葉高木
開花期:6月中旬~7月初旬

中国及び朝鮮半島原産。
センダンのような葉を持ち、種子が数珠の材料になることから、別名「センダンバボダイジュ」とも呼ばれる。
花の散る様子を金色の雨に例えて 「Golden rain tree」という英名がある。

枝先に独特の香りがあるたくさんの黄色い花を咲かせる。

開花当初は全体が黄色だが、一両日の内に中央部の ふくらみが赤く色づく。

ハンゲショウ2020年6月16日

今年は7月1日が七十二候のひとつ半夏至にあたり、その頃に葉が白くなるハンゲショウが早くも見頃を迎えようとしています。白と緑のコントラストが美しく水辺の景色を楽しませてくれます。白くなっている部分は葉で、花は茎の頂部の葉の付け根から白い小さな花を穂状に咲かせます。開花時に白くなる葉も、花が終わる頃には緑に戻ります。
群生している姿はとても風情がありますので、この季節ならではの景色をお楽しみください。

ハンゲショウ【半夏生】
見頃:6月上旬~7月上旬

ドクダミ科。水辺に白い根茎を伸ばして群生する多年草。和名の半夏至の頃に、花を咲かせることからと言われているが、花が咲くころに上の方の葉が白く変化する「半化粧」とする説もある。

木曽川水園下流部水辺沿いに群生しています。

上部の葉のみ半分白くなります。

水辺に群生していて近づくと独特の香りがします。

サラサウツギ・ハコネウツギ・イボタノキ2020年5月20日

木曽川水園では、花色が白から濃桃へと変化していく様子が魅力的な「ハコネウツギ」、フリルのドレスのような造形とほんのり紅をさしたような色合いがとても可愛らしい「サラサウツギ」、ギンモクセイを思わせるような芳香が漂う「イボタノキ」が、緑いっぱいの中で色を添えてくれています。ぜひ青空の綺麗な晴れた日にご覧になってください。

サラサウツギ【更紗空木】
見頃:5月中旬~下旬

アジサイ科の落葉低木。
八重咲きで外側が桃色、内側は白色。円錐花序を多数出し、うつむいたようにたくさんの花を咲かす。

下流域・ケヤキ通りで見られます。

下向きにまとまって咲く花が可愛いサラサウツギ

ハコネウツギ【箱根空木】
見頃:5月中旬~下旬

スイカズラ科の落葉低木。
沿海地に自生し、観賞用としても広く植えられている。高さは4mほどになる。
葉の脇にラッパ型で先が5つに裂けた花を1輪から3輪ずつつける。

下流域~中流域で見られます。

花色の変化が美しいハコネウツギ

イボタノキ【水蝋の木】
見頃:5月中旬~下旬

モクセイ科の落葉低木。
高さ2~3mになり、枝の先に7mmほどの小さなラッパ状の花を集まって付ける。
花には強い芳香がある。

中流域~上流域で見られます。

芳香のある白い花を多数つけるイボタノキ

木曽川水園開花情報2020年4月15日

木曽川水園では「サトザクラ」が見頃を迎えています。春本番となり植物の開花がどんどん進んでいますので、ご紹介いたします。

サトザクラ(八重咲き)

エビネ(シックな色合いの花が美しい)

ヤマブキ(鮮やかな黄色い花)

ヤエヤマブキ(ヤマブキより遅れて咲く)

ヤマシャクヤク(ふっくらとした花が可愛い)

ラショウモンカズラ(一方向に花が咲く)

ウラシマソウ(黒色の糸を垂らす姿がとてもユニーク)

「アズマシャクナゲ」の開花!2020年3月25日

 山の女王『アズマシャクナゲ』が咲き始めました。
とにかく豪華で美しいです。木曽川水園上流域の「垂水の沢」の中に入ると、深山の雰囲気が感じられ、小鳥のさえずりやせせらぎの音を耳にしながら見事に咲くアズマシャクナゲが目を引きますよ!
ぜひ、ご覧ください。

アズマシャクナゲ【東石楠花】
ツツジ科 常緑低木
見頃:3月上旬~4月上旬

深山に生える。他のシャクナゲとの見分け方は、アズマシャクナゲの花は5つの切れ込みがあることで見分けが付く。
木曽川水園上流域、垂水の沢でお待ちしております。

花が大きく、シャクナゲの中で一番豪華と言われている。

つぼみの頃は濃い桃色で咲き進むにつれ薄いピンク色へと変化する。

木曽川水園開花情報2020年3月11日

こんにちは!自然発見館です。暖冬のおかげで植物の開花が早まっています。咲き始めの花は、これからどんどん暖かくなり、一気に見頃になると思います。現在、自然発見館は休館しておりますが、木曽川水園では、春のお花たちが次々と開花を始めていますので、ぜひお出掛けください。

しずく型の花をつけるアセビ

枝いっぱいに小さい白い花を付けるユキヤナギ

遠見の丘のピンクのユキヤナギ

淡い黄色の花が下向きに咲くヒュウガミズキ

黄色い花弁と赤い雌しべのコントラストが美しいトサミズキ

線香花火のような花が上向きに咲くサンシュユ

枝いっぱいに赤い花をつけるベニバナトキワマンサク

茎の先端に淡い紅色、紅紫、紫色、変種で白色などの花を咲かせるショウジョウバカマ

北国に春を告げる花として親しまれているカタクリ

日本を代表する野生ラン シュンラン

木曽川水園開花情報2020年2月21日

先日19日は「雨水」でしたね。空から降るものが雪から雨に変わり、氷が解けて水になるという意味です。草木が芽生える頃で、木曽川水園も早春の花が次々開花し、春の足音を感じます。

遠見の丘のフクジュソウ。黄色い花が鮮やかです。

セツブンソウ。中心の雄しべが青みがかり、小さな白い花は妖精にも例えられます。

早春にまず咲くことからマンサクと呼ばれている

ふれあい池のシナマンサク

しずく型の花を付けるアセビ

雪割草とも呼ばれるミスミソウ

早春の花2020年1月30日

今年は、例年にない暖かい日が続き、早くも「早春の花」と言われる植物が開花を始めています。
まずは、木曽川水園 遠見の丘のフクジュソウです。フクジュソウの黄色はとても色鮮やか。作り物に思えるほどです。何もない地表に現れたその小さな姿は精一杯の日差しを受けようと懸命に咲いているようにも見えます。

フクジュソウ 【福寿草】
キンポウゲ科の多年草
見頃:2月上旬~2月下旬

別名ガンジツソウ(元日草)ともいわれ旧暦のお正月頃に咲くので、おめでたい名がついている。
日が当たる昼間に開花し、夕方には閉じてしまう性質があり、天候の良い日中がシャッターチャンス。
木曽川水園茶畑上部と遠見の丘で見られる。

遠見の丘のフクジュソウ

茶畑上もつぼみが黄色く色づいています。

そして、フキノトウも見られます。早春に出るフキのつぼみがフキノトウと呼ばれ、春一番の山菜です。

フキ 【蕗】
キク科の多年草
見頃:1月下旬~2月下旬

早春、葉に先だって花茎を地上に表し、先端に散房状の花を付ける。雌雄異株。
若い花茎をフキノトウと呼び、早春の味として親しまれる。また、伸びた後の葉柄も食される。
木曽川水園中流域から源流付近まで水辺沿いに多く見られる。

フキノトウ

また、セツブンソウがつぼみをつけ、まもなく開花しそうです。セツブンソウは、地表からわずか数センチの高さにとても可憐な白い小さな花を咲かせます。

セツブンソウ 【節分草】
キンポウゲ科の多年草
見頃:2月上旬~下旬

節分の頃に咲くのでこの名がある。とても可愛らしい花をつけ草丈は5㎝程と小さく可憐。
花弁に見える白色の部分は蕚で黄色の部分が花弁と呼ばれる部分になる。
木曽川水園中流域で見られる。

セツブンソウ

※公園スタッフが丹精込めて育てた植物の開花をスタッフはもちろん大勢のお客様が楽しみにしています。どうか園内の植物や生き物等の採取は、絶対にご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

ソシンロウバイ2020年1月16日

新しい年となりました。昨年落葉前から開花を始めていたソシンロウバイが見頃を迎えています。
ソシンロウバイは、新年最初に咲く花としてよく知られており、花の少ない真冬に咲く貴重な存在とされています。厳しい寒さの中で、まるで蝋細工のような透明な美しさと気高い香りと共に凛と咲く姿は、強さやたくましさを感じられます。

ソシンロウバイ 【素心蠟梅】
ロウバイ科の落葉低木。
江戸時代に渡来し、観賞用によく植えられる。ロウバイより花が少し大きい。花に芳香がある。
木曽川水園中流域農家裏で見られます。

色が鮮やかで香りが強いソシンロウバイ

花色が濃くて遠目からでも目立ちます

花の真ん中が赤いのはロウバイ

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