自然発見館周辺の自然情報
河川環境楽園(木曽川水園・自然発見館)
自然発見館周辺の木曽川水園の河や森では、四季折々自然の営みが見られます。
生きものが生きているその瞬間を探しに、散策してみませんか?
ここではそんな一瞬を切り取って皆さんにお伝えします。 ぜひ、足を運んでみてくださいね。
2024年9月の様子
キキョウ(花) (1)木曽川水園のサンクチュアリー周辺で8月~9月頃まで観察することができます。秋の七草の一つで、綺麗な青紫色の花を咲かせます。園芸種としてのキキョウは多く様々な場所で植えられていますが、野生で自生しているキキョウの数は少なく絶滅危惧に指定されています。 |
コオロギ (2)秋の代表的なコオロギです。園内ではあちこちに見られます。「コロコロリー」という音色の鳴き声のする草むらで草の根元の方を探すと見つかることがあります。黒っぽくて丸い頭が特徴的です。日没前後が狙いめです。 |
ススキ (3)秋の七草の一つで、中秋の名月で有名なススキは、木曽川水園で多く植えられています。 ススキは月の神様の依り代として豊作をもたらしてくれる信じられ、魔除けとして中秋の名月にお供えされていると言われています。水園では、コオロギやバッタのいい隠れ家になっています。 |
ショウリョウバッタ (4)芝生広場や堤防付近で多く見られます。木曽川水園で見られるバッタの中では、最大の大きさになる種類です。エノコログサやススキなどのイネ科の植物が大好物で、その周辺を探すと見つけることができます。春に生まれ、夏から秋が産卵をするために体が一番大きくなり、観察もしやすい昆虫です。 |