自然発見館周辺の自然情報

河川環境楽園(木曽川水園・自然発見館)

自然発見館周辺の木曽川水園の河や森では、四季折々自然の営みが見られます。
生きものが生きているその瞬間を探しに、散策してみませんか?
ここではそんな一瞬を切り取って皆さんにお伝えします。 ぜひ、足を運んでみてくださいね。

2025年6月の様子

ドクダミ ウンモンスズメ
ドクダミ
(1)毒や痛みに効くことから呼ばれていた「毒傷み」が転じて「ドクダミ」となったとされます。10種の薬効があるという意味の「十薬」とも。ぜひ花の香りを嗅いでみてください。「良薬口に苦し」ならぬ「良薬鼻に苦し」な、独特で強烈な香りがするはずです。
ウンモンスズメ
(2)ジェット機のようなかっこいいフォルムに抹茶色の鮮やかな体色を持つ蛾です。蛾と聞くと毒を持っているイメージを抱きがちですが、ウンモンスズメは無毒。ウンモンスズメを見かけたら、千利休の気持ちになって抹茶のような色の蛾を楽しんでみてください。
シジュウカラ ゴミグモ
シジュウカラ
(3)スズメくらいの大きさで、まるで黒いネクタイをしているかのように見える、とても可愛らしい鳥です。大人のシジュウカラと巣立ったばかりの雛が一緒にいる光景も見ることができます。そっと距離を置き、遠くから優しく見守ってあげましょう。
ゴミグモ
(4)「ゴミ」と名前についているのは網にゴミを集めて隠れ場所を作るから。写真に映っているゴミを眺めるとクモの姿が見えてくるはずです。ゴミが付いているクモの網を見つけたらクモが隠れていないか観察してみてください。