自然発見館周辺の自然情報

河川環境楽園(木曽川水園・自然発見館)

自然発見館周辺の木曽川水園の河や森では、四季折々自然の営みが見られます。
生きものが生きているその瞬間を探しに、散策してみませんか?
ここではそんな一瞬を切り取って皆さんにお伝えします。 ぜひ、足を運んでみてくださいね。

2025年5月の様子

カゲロウ アブラナ科の花
カゲロウ
(1)カゲロウは幼虫時代を水中で過ごした後、脱皮の際に蛹にならずに亜成虫(あせいちゅう)として陸に上がり、亜成虫からもう一度脱皮をして成虫になる、という習性があり、亜成虫と成虫とではいくつか違いがあります。調べ、観察し、違いを見つけると面白いかもしれません。
アブラナ科の花
(写真はセイヨウアブラナ)

(2)「菜の花」という植物が存在しないとご存知でしたか?菜の花のはアブラナ科の花の総称です。その為、身近なアブラナ科の野菜であるハクサイやブロッコリーの花も菜の花の1種です。河川環境楽園では木曽川水園にて植栽されたセイヨウアブラナを楽しむことができます。
マイマイガ ニワゼキショウ
マイマイガ
(3)5月はマイマイガの孵化が本格化します。彼らは一度脱皮するまでの間毛に毒を持っておりかゆみなどを引き起こします。触らず距離をとってから観察すると、頭に入った二本の黒線が困ってる顔のように見えてくるはずです。
ニワゼキショウ
(4)5月に入ると小さくて可憐なニワゼキショウの花が次々と咲くようになります。しかし、ニワゼキショウの花はその日限りで、次の日に咲いているニワゼキショウは別の個体。ニワゼキショウの花との一期一会の出会いを楽しんでみませんか。